皆様こんにちは! 初投稿となります連携支援2課の門間です。
さて、前回の「幼少期」からいただいたお題「き」。
しりとりなら、やっぱり「る」攻めが常道!ということで、何かネタになるような「き~る」の言葉が無いものかと考えを巡らせます。「決める」やら「キロメートル」やら思いつくものの、どれもイマイチ話が膨らみそうにありません。そこで、辞典でも見てみるかと思い立ち、小学5年生の長男の机にあったものをちょっと拝借。パラパラと、か行のページをめくっているうちにはたと気づく。
「この国語辞典、すんごいキレイ…」
蛍光ペンのチェックとか手垢とか一切見当たらないその辞書は、入学時に机に収められて以来5年間、ただただそこに佇んでいたと言わんばかりの風格で、なんなら本屋に持ち込んでそっと平積みしてきても普通に売れるんじゃないの?ってくらいの美麗さです。
前々回のしりとりブログではボロボロになるまで使い込んだ辞書に感謝している、という書き込みまであったのに…!うちの息子はどうしたのか…。
長男から言葉の意味を聞かれた際は、答えを教えるのではなく、「まずは辞書を引いて調べてみなさい」と言ってきたはずなのに…。
そこで彼に尋ねてみます。「君はどうやって言葉を調べているのかね?」と。
「んー、タブレット。その方が早いし。」事も無げに答える長男。
・・・・・・・・・なるほど。タブレットかぁ・・・
確かに便利で早いかもしれませんが、何かこう、違うだろ、学ぶってそうじゃないだろと思う私は、「最近の若い者はこれだから…」と言いそうになりながら、またも気づきます。ざっくりと言ってみれば、時代が違うんだろうと。
当時の自身を振り返れば、子どもが触れる電子機器といえば「ファミコン」「ゲームウォッチ」がせいぜいで、用途もゲームに限られたものでしたが、生まれた時から多種かつ多機能な機器に自然に触れる環境にある現代っ子には辞書もタブレットもきっと同列の存在であり、便利な方を使うのも当然なのかもしれません。
長男の学業面での出来不出来はさて置き、宿題やら習い事先での課題やら親からうるさく言われる前に自発的にやっており、習い事に最近始めたバレーボールまで含めると月曜日から日曜日までぎっしりと予定があり、のほほんと過ごしていた私自身の小学生時代とは比較する気にもならないほどハードスケジュールな日々を送っています。しかし、本人は気にも留めておらず、恐らくですが、今の子供たちはみんな似たような生活を送り、それが普通なのではないでしょうか?そして忙しい彼らには辞書よりパッと調べられるタブレットが理に適っているのでしょう。
特にバレーボールを始めてからは就寝時間も親とほとんど変わらないこともしばしばで、どこかへ遠征ともなれば午前3時に起床することもあり、親としては「小学生がこれでいいのか?」と思いながら送迎していますが、本人曰く、「楽しい!」とのことで、それが救いになっています。
この間、何気にバレーボールのどんなところが楽しいのか聞いたところ、帰ってきた答えが、
「んー、休憩中にみんなでやる鬼ごっこかな」。
・・・・・・そっか、鬼ごっこか。
父は鬼ごっこのために送迎しているのか、と衝撃の事実に気がつかされましたが、楽しいならまあそれでいいか。うん、いいよね・・・。
しりとりブログをきっかけに色んな、中には出来れば知りたくなかった「気づき」がありました、というやや強引なまとめになりましたが、今回のテーマは「気づき」ということでひとつお願いします。
次のお題はまたもや「き」でお願いします!
―――Blogmasterコメント
できることならあまり気づきたくなかったことは私にも度々あります。最近では、筋肉痛が一日おいてから痛みが来たことに、歳をとったなと気づきました。