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第6話 - ゆるぽんと創業

【ゆるぽんと創業】第6話 どのくらいの利用者がいるの?

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これまでにいろいろと見てきましたが、

 自分 ― サービス / 商品 ― お客

 

という図式はどの業種でも基本的に変わりはありません。

”ビジネス”とは利益を稼ぐということです。利益を稼ぐには売上を伸ばしていかなければなりません。売上というのは単純に”なんぼ売ったか”です。たとえば、ゆるらのカレーが1杯1,000円として、それを1日50人のお客が食べると、1,000円×50人で50,000円の売上となります。以下のかけ算ですね。

売上 = (サービス/商品)の価格 × 客数または販売個数

かけ算ですから、単純に言ってしまえば、サービス/商品の価格 か お客の数または販売個数 を増やせば、売上も上がります。

価格は、原材料の値段、サービスの提供方法等によっていろいろ変わるでしょうし、ターゲットとなるお客さんによっても変わりますが、ある程度、自分でコントロールできるといえるでしょう。
では、客数や販売個数はどうでしょうか? これはちょっと自分でコントロールすることは難しいですね。ただし、自分の夢をかなえるためには、ある程度の数を把握しておくべきです。

それでは、自分の始めようとしているビジネスに興味を持っていそうな人がどれくらいいるのか考えてみることにしましょう。

と言われても、、、簡単にはいかないですね。。。

そこで手っ取り早いのは、同じような商品・サービスを取り扱っている店を観察してみることです。
カレー屋であればカレー屋に行って、実際に食べてみる!
お客さんは何人入っているかな? お客さんは長居しているかな? 行列があるかな?
ということを観察して、一日にだいたい何人ぐらいのお客さんが来てそうか予想します。だいたいの客数を把握しましょう。

こうして、自分の創業のストーリーの中に、数字を入れていくのです。具体的な根拠に欠けるかもしれませんが、自分の夢を語る土台の一つに数字を置くのです。

○○という場所は住宅街でまわりにごはんを食べる場所がない。そこで、カレー屋を開く。似たような環境のカレー屋は1杯700円で平日はだいたい昼だけで30人、土日は昼だけで60人は入っているから、1ヶ月の売上はだいたい70万円かな?という感じです。

上記の方法で、まずはどのくらいのお客が来そうかを考えてみましょう。
パズルのピースのひとつがうまると、いろんな試行錯誤が可能となってきますよ!

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