ゆるぽんを理解できる人はいないみたいですね(笑。
さて、前回の投稿で、基本のトライアングルをご紹介しました。
このお客様そのものがいわゆる”ターゲット”となります。前回のお題で言うところの”利用者”もそうですね。
このターゲットを具体化しましょう、というのが今回のお題です。場所、課題等これまでいろんなことを具体化してきましたが、具体化すると”創業”への自分の思いが強固になっていきます。
繰り返しますが、紙に落として何度も何度も考えてみてください。
さて、ターゲットのお話です。
どの商品も、どのサービスも具体的なターゲットを念頭に置いた展開をしています。店を出そうとしている地域の住民だったり、若い世代の人だったり、お金を持っている人だったり、もしかしたら、自分自身だったり。
「ターゲットなんていいや、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるんだから!」と考える人もいるかもしれませんが、その膨大な数を打つための体力、資金力、モチベーションを維持することは非常に大変です。ターゲットを絞って、じっくり、確実に、呼び込む、買ってもらう。これが重要です!
ターゲットを理解するために、”ファッション誌”という商品を考えてみましょう。ファッション誌は特にターゲットが分かれるジャンルですよね。ピンポイントで読者を狙ってきます。例えば、、、
○ファッションに興味を持ち始めた若者向け
○一流ブランドに興味があってお金に余裕のある中高年向け
○アメリカンファッションに興味のある人向け etc、、、
などなどです。若者向けなんだけど、ちょっと高年齢層のファッショントレンドも押さえた雑誌、というのはまずないでしょう。いや、こーゆー雑誌欲しい!という人はいるでしょうが、あまりにも層が薄すぎて、果たして何部売れるのか疑問です。
ターゲットをピンポイントで絞れるぐらいイメージしておくと、これまで説明してきた”どこでやるのか””解決しようとしている問題は何か”といった事柄とリンクして、さらに”ぶれない着実なスタート”が切れるはずです。
・そのターゲットが活動している主な場所はどこか?
・そのターゲットが使えるお金はどれくらいあるのか?
・そのターゲットに商品・サービスを知らせるにはテレビ、ラジオ、新聞などなど、どういった広告媒体が効果的か?
こんな感じでいろいろと考えることができるでしょう。
この前筆者はとある大学に行ったのですが、その構内にある本屋さんの取扱商品を見ると、如実にターゲットがはっきりしてて面白かったです。ほとんどのお客さんは大学生である若者ですから、中高年向けの本というのはあまりありません(全くないというわけではないでしょうが)。
若い人の動向、行事に合わせた本(就職活動、卒業旅行等)、買うだろうと思われる本(就職活動に向けた本、20代に何をすべきかといった本)がいっぱいありました。
ほかの店でも”ここの店のターゲットはどんな人だろうか?”と考えてみると、トレーニングになって面白いかもしれませんよ!